飲酒量と感情労働の関係~酒がないとやってらんねーよ!のメカニズムが明らかに~

接客業など見知らぬ人を相手に偽りの笑顔を浮かべたり、感情を抑制したりする「感情労働」がお酒の摂取量を多くすることに繋がるという研究結果が発表されました。体や頭脳を使うだけではなく、接客のような「感情の抑制や緊張、忍耐などが必要」な仕事を感情労働と呼びます。感情労働という言葉は社会学者アリー・ホックシールド氏が「管理される心、感情が商品になるとき」という本で初めて使われて、現代では「認識されにくい労働」として特に女性が強いられているとして話題になります。ホック氏は女性に限らず、銀行の窓口、客室乗務員のようなサービス産業の労働者に対してストレス環境下にあっても求められる「笑顔での対応」「フレンドリーさ」のことを感情労働と呼んでいました。今回の記事でも後者を定義としているようです。

調査はアメリカの労働者に対して行われた調査をベースに考えられていて、対象を日常的に消費者・患者・生徒と接触する人々。アンケート調査で人々は「仕事で感情を隠したり偽ったりする頻度」と「アルコール消費量」について回答しました。

すると、調査結果を分析すると感情を隠したり偽ったりする頻度が多いほど、飲酒量が多いことが示されました。この傾向は性別・年齢・仕事でのストレス・収入・ネガティブあるいは衝動的な性格といった要素を考慮しても依然として捉えることができたようです。

例外として、「感情労働の度合いが強いが、仕事による満足度も高い」という看護師が例外に当たりました。看護師は感情を抑制したり偽ったりするものの、多くは患者との関係を強めたり、患者を落ち着かせたりするためのもので、二度と会うことのない人に対して感情労働を行う接客業とは種類が異なると研究者は見ているそうです。また、職場での自主性が平均よりも大きく認められていることや、衝動性が少ない人も例外になりそうです。一方、オペレーターやウェイトレスといった自主性が低い仕事についている人はお酒を大量に飲むリスクに晒されやすいというデータが得られたようです。

 

これまでの研究で自主性と仕事での幸福度は関連性があることが示されてきました。オペレーターのような自主性の低い仕事であっても「自分でゴールを選択すること」によってモチベーションを上げることで自主性を高めることができます。職場において必要な構造を維持しつつも、従業員に自分の目的の最終目標を明確化させることが重要であることがわかります。

 

「酒がなきゃやってらんねーよ!」のメカニズムを解明しましたねww

 

酒がなきゃ・・って人はもしかすると自主性が不足しているのかもしれません。抑圧されるほどアルコールへの依存度が増していくという非常に面白い結果ですね。

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