フルーツジュースを飲むことと死亡リスク増加に関連あるという研究結果

背景

 

果物から作られるフルーツジュースにはビタミンなどの栄養が含まれているため、果汁のないジュースを飲むよりも健康的なイメージがあると思います。しかし、査読制の医学雑誌JAMAに掲載された論文によると、100%フルーツジュースであっても死亡リスクの増加と関連していることが明らかになったようです。

実験結果

エモリー大学の研究チームは45歳以上の人種を問わないアメリカ人13440人を対象にした6年間の追跡研究を行いました。その結果、1日あたり12オンス(約340g)のフルーツジュースを飲むことが、24%の死亡リスクを増加させていることがわかったそうです。

ハーバード大学の研究者らは12オンスの甘味飲料にはおよそ35gほどの砂糖が含まれており、「100%フルーツジュースに含まれる糖分も生物学的反応は生成された砂糖と本質的に同じです」と指摘しました。天然の果物由来だからといって、糖分が多量に含まれているジュースを飲むことは健康に悪影響を与える可能性が高いと指摘しています。

果物をそのまま食べる場合には食物繊維を始めとする様々な栄養素と一緒に糖分を摂取するため、消化が遅くなって満腹感も高くなります。一方でフルーツジュースの形で摂取すると、糖分は速やかに肝臓へと流れ込んでしまい、満腹感も少ないということです。エモリー大学の栄養学の教授は「砂糖飲料は代謝を遅らせるためのタンパク質や脂肪が含まれていません」と述べております。

 

飲みやすいフルーツジュースでカロリーと糖分を多量に摂取し続けることで、身体に炎症が起きたり糖尿病になったり、脂肪がついたりと悪影響を及ぼす可能性があります。適度にフルーツジュースを摂取することが心血管疾患や脳卒中のリスクを下げ、認知機能低下を防ぐという研究結果もありますが、フルーツジュースに含まれる栄養素が与える利点が他のリスクを上回るかどうかが重要だと教授は指摘します。

結論

確実に言えることはフルーツジュースに含まれる栄養素は、果実をそのまま食べることよりも摂取できるということです。フルーツジュースを飲む人と果物を食べる人を比較した研究ではジュースを飲む人の方が糖尿病のリスクが高くなることが分かっています。また、果物にはフルーツジュースに含まれていない多くの食物繊維や抗酸化物質を持っており、満腹感も得られます。

 

健康でありたい場合は1日のフルーツジュース摂取量を8オンス(約230g)ほどに抑え、どうしても飲み物にフルーツっぽさが必要なのであれば水にレモンやライムなどの果汁を加えることもおすすめです。また、暑い季節には果物をカットして凍らせたフルーツキューブを作り、アイスの代わりに水に投入しても手軽に果物を摂取できます。

フルーツ由来の砂糖であっても所詮は同じ砂糖の成分と変わらないというのとジュースとして摂取することで何も消化されることなく肝臓に直接行くため負担が増加してしまうという結論のようです。甘くないフルーツなら摂取しても良さそうですがね・・さっぱり感が好きでフルーツを食べている人は過剰摂取にご注意ください。

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