汗っかきは3歳までに決まるものだった

汗に関する3つの秘密

すっかり皆さんは夏休みに入って毎日のように子供は外で遊ぶ、または毎週末にはどこかに行って遊ぶなんてことを楽しんでいるのではないでしょうか。今年は猛暑ということもあり、子供の熱中症にはきちんとした対策を打ちたいといったところでしょう。熱中症を予防するのに人間本来の機能として発汗作用というものがあります。この発汗作用の機能について今回はいくつか注意すべきことについて紹介します。

  1. 赤ちゃんと大人で体表の汗腺の数は同じ

    汗を掻く能力は年齢によって刻々と変わると言われています。例えば、赤ちゃんは大人と随分能力に差があります。「人は200~500万個の汗腺を持っていますが、この数は増えることもなく、減ることもありません。つまり生涯汗腺数は変わらないわけです。そしてその汗腺全てに汗を出す能力があるわけではない。」と言われています。生まれて間もない頃は、汗を出す能力が未熟で汗をかくことができません。暑い環境にさらされることによって、また体を動かす、泣くといった情動的刺激によって、汗腺は徐々に汗を掻く能力を獲得します。2歳半から3歳位までに一定の汗腺が能動化されて、この割合事態は生涯変わることがないようです。

  2. 小さな子どもだから「汗っかき」ということはない

    その後も汗腺の能力は変化していきます。小学校高学年や中学生になる頃には汗を掻く能力が更に発達し、ピークは12歳と言われているそうです。12ぐらいの子供の手のひらや足の裏は大人の2倍の汗をかいているのが一般的だそうです。その後、余剰な発汗能力は淘汰され、大人の発汗量に落ち着いていくといいます。そして、40歳を越えてからは発汗能力が低下していくそうです。

    我々が子供は「汗っかきだ」という認識が一般的にあると思いますが、これは「子供と大人では汗腺の数は変わらなくても、体表面積が大きく違うから」と説明することができます。幼い子供ほど汗腺が密集しています。よって汗腺から汗が出たときに、汗っかきに見えます。ただ、汗腺から排出される汗の量はそう多くはないということです。幼い子供は発汗機能が未熟なため、体温調節には皮膚の放熱も関わっています。子供は夏の炎天下での活動や運動した後は真っ赤になると思います。これは血管を広げているということで、皮膚をラジエーターのように使って冷却しているというわけです。

  3. 発汗能力は住む地域や気候で変化する

    汗には、皮膚の上で蒸発する気化熱で体温を下げたり、病原体から体を守ったり、皮膚を潤す機能があります。小さな子供は汗を掻く能力が低いので、熱中症になりやすく、暑さへの対策が必要です。汗腺の発達度合いは住む地域や気候の影響を受ける可能性があります。

    例えば夏に向かって気温の上昇に慣れ、体を汗のかける状態にしておくことで熱中症の対策になることは間違いありません。真夏日などは室内のエアコン管理が必要です。その際に極端に低い温度設定を避けてときには少し汗ばむ程度の温度に設定するなどの調整をするとより熱中症になりにくい体を作ることができるそうです。


最後に、夏の汗で注意したいことは・・

大量にかいた汗についてはきちんとケアをする必要があります。汗を放置するとあせもなどの原因になります。また汗には角質を柔らかくする作用があります。そのため、脇の下や鼠径部など汗でふやけやすい部位では皮膚が擦れて角質が除去されてしまい、赤くなったり痒くなったりする間擦疹を生じる危険が高くなります。

発汗直後に汗には抗菌作用がありますが、時間の経過とともにそのメリットが失われてしまいます。そして最終的には真菌・細菌などが繁殖しやすい環境になるそうです。汗をかいたらできるだけ早く拭いた方が良さそうです。

正しい知識を持って汗と付き合うように心がけましょう。

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